美容専門鍼灸院が得意とするほうれい線、知っておくべきその原因とは
来院された9割近くのお客さまから出てくるのが、ほうれい線の悩み。
これだけ多くの方が悩まれているのを見ていると、いかにお顔にとってほうれい線が大事なパーツであるかを改めて感じます。
その女性の天敵・ほうれい線が出来てしまう仕組みは、肌からコラーゲンやエラスチンが減少することで弾力性を失うところから始まります。
弾力性が減ると徐々に皮膚を支えることができずに下へと下がっていきます。
そのたるみが深くなるにつれてできてしまうシワを一般的にほうれい線と呼びます。
正式名称は「鼻唇溝」と言います。
本来ほうれい線は固定化された深いシワではなく、頬が重力によって垂れ下がるたるみによってできる境界線であります。
ただ、たるみの状態が長くなるにつれ深いシワになってしまうのです。
考えられるほうれい線の原因4つと、その対策
1、表情筋の衰え
ほうれい線は、頬の筋肉の衰えからくるたるみが原因と言われます。
ですから、普段から頬の皮膚がたるまないようによく筋肉を動かすことが大切です。
ところが、ほとんどの人が仕事や家事をしているとき、顔の筋肉をほとんど使いません。
例えば、スマイルや泣き顔も実は筋肉を使うのでいいこと。
体の筋肉と同じで顔の筋肉も使わないと段々衰えてしまいます。
感情は表に出してこそですね!
2、皮下脂肪とたるみ
皮下脂肪が多いと人はエラスチンという弾力のある線維がほぐれてバラバラになり、肌の弾力が失われてしまいます。
また、脂肪が増えることにより遊離脂肪酸と呼ばれる物質を放出します。
この物質がヒアルロン酸やコラーゲンの生成を低下させる原因となり、たるみを助長させてしまいます。
運動しながら食事制限をするなど適度なダイエットは、代謝も良くなり肌への栄養が行き届きやすくなりるのでベスト。
コワいのは、無理なダイエットをして急に痩せたり、脂肪吸引したりすること。
皮膚が伸びたまますぐには戻らず、たるみによるほうれい線の原因となってしまいますので気をつけなくてはなりません。
肥満体質は、美容にとってカラダにとっても良いことではないですね。
3、紫外線と乾燥
肌の真皮層は約70%がコラーゲンでできています。
紫外線はこのコラーゲンを破壊してしまいますので、肌の弾力が低下し、ハリがなくなります。
当然たるみやシワができたりする原因となります。
特に日焼けをして肌が乾燥することは要注意です。
乾燥によって真皮層にあるコラーゲンやエラスチンなど美肌を作る細胞の活動が悪くなり、ハリや弾力がなくなってしまいます。
4、スマホ、デスワークによる前傾姿勢
スマホ、デスクワーク時の首の前傾姿勢、猫背、巻き肩なども首の筋肉の前後のバランスが崩します。
頬の筋肉を下に引っ張り、さらにバランスの崩れた筋肉が固くなってしまい、その結果代謝が悪くなる。
よってたるみ、むくみの原因になるとも言われています。
ほとんどの人がスマホは毎日使うと思います。
スマートフォンを操作するときは姿勢を意識して、目線の高さまで上げる、背筋を伸ばすなどちょっとした工夫が結構大事です。
目線と同じ高さまでスマートフォンを上げ、下を向かないように意識しましょう。
以上、ほうれい線の原因とその対策法をお伝えしました。
是非、簡単なものから取り入れてみてください!
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- 美容専門鍼灸院が得意とするほうれい線、知っておくべきその原因とは - 2018年3月16日