一番多いお問い合わせパターンは電話から。だからこそ電話の対応は大切です。
お客さまから美容鍼灸のことでお問い合わせの電話が来ました。その時心掛けていることは、お客さまの悩みを必ず確認することです。一番やってはいけないことが、ただご予約を取るだけで終わってしまうこと。しかもこちらのペースでささっと終わってしまう。
私もまだまだ人間が出来ていないので、ひとり忙しくしてる時に営業の電話が来たらイラっとして話半分で切ってしまうことがあります。あとで反省するのですが、もし逆の立場でそんな切り方されたら嫌な気分になりますよね。
私が以前の修行先で教わり継続していることは、自院に足を運んで下さるみなさまを贔屓することなく丁寧に対応することです。患者様であろうと、宅配のお兄さんであろうと、突然の営業マンであろうと、口うるさい母であろうと(笑)その方がどこでお客さまとして来院して下さるか分からないですし、ご紹介して下さるかもしれないですし、どの立場の人であろうと特別なことでなく人として普通に対応しています…ただ忙しい時ほど笑顔を忘れずに対応します。
電話の会話は本当に難しいです。待ちの立場である私たちは、かけて来て下さったお客さまの気分を終始害さずにお話しして行くことは簡単ではありません。顔も見えないし雰囲気も分からないですし。ちょっとのひと言で、もういいやと電話を切られたこともずいぶんあります。
私が心掛けていることは、真剣に話しを聞いているということを電話から伝えることです。例えば、相槌を多くとったりメモをとったり共感したりと、目に前で会話出来ない分しっかりとやります。あえてではありませんが、その姿勢は意外とお客さまに受話器を通して伝わっているようです。当たり前と言えばその通りですが、その当たり前のことで一気にお客さまとの距離が縮まり、実際の治療がしやすくなることが多いです。是非試してみて下さい。


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