チラシを配布しているが売り上げにつながらずに悩んでいませんか?
チラシによる宣伝は、配布枚数や配布する地域を絞れることで、鍼灸院に来てくれそうな潜在顧客に限定したアピールができます
Web広告よりもチラシ配布が優れているところは、特定した地域の人に向けて宣伝することができるので、鍼灸院のような地域密着型の業種には向いています
チラシを配っても見てもらえなければ意味がありません。チラシ配布の特性を生かした集客アップをねらいましょう
チラシの配布において目的と目標を明確に定めることが大切です
「新規顧客を増やす」
「リピーター率を上げる」
「鍼灸院の認知度を上げる」
新規顧客を増やすのであれば、チラシの内容で「新規オープン」を目立たせるなどの工夫が必要です
リピーター率を上げるのであれば、ホームページへ来てもらい、ホームページ内で施術のプロセスなど、鍼灸院の魅力や特徴について詳しく伝えられるように工夫します
認知度を上げるためには、継続的な広告宣伝が必要なので、定期的にチラシを配布して多くの人に認知してもらうことが必要です
もくじ
1.見込み客や潜在顧客を発掘する
2.効果に差が出る事前準備
3.ターゲットを絞り込む配布手段
4.まとめ
1.見込み客や潜在顧客を発掘する
・視覚的にうったえる
人は見えないものやわからないものに対して実際以上に不審、不安感を抱くものです
反対に目に見えるものや知っているものに対しては安心や信頼感を持っています
鍼灸院に対しては、整体、整骨、マッサージなどに興味があるという人はおおいものの、興味があっても実際に院に来る人はその人数より少ないのです
人は初めていく場所の情報が少なければ少ないほど、不安感を持ちなかなかいけないのです
そこで、多くの潜在顧客に来てもらうために不安感をなくしてもらう必要があり、視覚的にうったえることがより効果が得られます
チラシにより視覚的に好印象を与えられれば、「安心できそう」、「信頼できる」と思ってもらえる可能性も高くなります
・効果的な画像
「鍼灸院の外装、内装」
「スタッフの顔写真」
「施術の種類」
清潔感があり、落ち着いた雰囲気が感じられることが大きなポイント。スタッフの写真が掲載されれば、さらに安心感を抱いてもらえます
そして、女性スタッフがいるなら、写真を載せたり、女性スタッフがいることを明記することで、安心感が増し、女性の顧客の取り込みには効果的です
チラシには文字数よりも写真の掲載を増やすことで、良い印象を与えられるよう意識しましょう
そのチラシを手にする確率が高まります
消費者側と鍼灸院サイドと意識のずれがあることもあります
その意識を狭めていけば、鍼灸院のメリットを知り、認知度が上がります
消費者にとって鍼灸院がどのようなところで、利用するメリットがわからないことが多く、どういうときに行く場所なのかわからないでいる人がほとんどなのです
新規の顧客を増やしたい場合には、利用方法を伝えていくことで、今まで興味がなかった人へアプローチすることができます
「四十肩、五十肩」
「肩こり」
「ひざ、腰の痛み」
「便秘」
「血流アップにより美肌効果」
「生理痛」
「身体のゆがみ」
消費者側のわからない、知らないという意識の溝を埋めることで、鍼灸院のことをしってもらい、潜在顧客を発掘していくことができます
効果的なチラシを作り、院のイメージアップを図り集客率を高めていきましょう
チラシは具体的な情報を伝えることができます
鍼灸院についての説明や情報を効果的に載せることで地域に住んでいる人に目に止めてもらい認知度が高められます
2.効果に差が出る事前準備
・ターゲットを絞る
・地域の特性を知る
・競合店をリサーチする
チラシを配布する準備として、鍼灸院から近いエリアの地域の特性を知るためにデータを集める必要があります
「人口特性」
「交通量や通行量」
「地域周辺の立地や施設」など
調査する上でもっとも基本となるのが、地域の世帯数や世帯所得年齢層や男女比などの人口特性になります
どんな層の消費者が多く住んでいるのかを知ることで配布するエリアを絞ったり、反響率の高いチラシを制作することにつながります
地域周辺の立地・施設にも目を向けることで、交通量やどこに人の流れが集中しているのかといったことがわかります
この調査をすることで、地域に住んでいる人の動向がつかめます
例えば徒歩や車で通院できる範囲にはどんな年齢層や職業の人が住んでいるか知ることができるため、狙っているターゲット層へ的確にチラシを配布することが可能です
配布エリアを考える際には山や河川、線路や駅などの迂回しなければならない場所や施設を把握し、鍼灸院までの経路の障害となるものを洗い出します
そうすることで、距離的には近くても鍼灸院へ来るのが遠回りになり、訪れる可能性の低い地域へのチラシ配布を控えることができます
また、近隣の競合店などを調査することで、当院への潜在顧客の推測をすることもできます
顧客層や客単価を調べることでターゲット層を定める指標となり、さらに集客状況などが分かれば参考になります
3.ターゲットを絞り込む配布手段
・新聞・・・全国紙やローカル紙への折り込み
・地域メディア・・・フリーペーパーへの折り込み
配布手段は新聞とフリーペーパーについて違いをお伝えします
どちらもメリットやデメリットがあるので、吟味してどちらの手段で配布するのか、また両方を活用するのか効果的な集客を考えていきましょう
・新聞折り込みチラシの特徴
≪メリット≫
新聞には高い信用があります。折り込みチラシに一定の基準を設けている新聞販売所も多いことから、折り込みチラシに対する信頼度は高いです
また、新聞の購読者は折り込みチラシを見るときに「重要なチラシがないか」「新規オープンの店はないか」という意識を持って確認をする人も多く、一回の広告でチラシを手に取り目にする確率が高いのです
興味のあるチラシは数日間、家庭内に保管されることもあり、反復して目に入ることから興味・好意が高まり、他の家族が目にする確率も高まります
地域を特定したターゲットに向けてチラシを配布することができます
≪デメリット≫
地域や購読層を絞ることはできますが、購読年齢層や購読の性別と言ったターゲットを絞ることはできません
また、情報量には限界があり、載せられる文字数や内容など紙面に記載できる分量の情報しか載せられません
インパクトが重視されるので、文字数が減ればそれだけ情報量も少なくなります
即効性はありますが、一度興味を失えば効果、持続性も下がってしまいます
持続期間は興味を持ってくれる人でも数日から一週間程度が平均です
継続的にチラシの宣伝を行うことで、認知度や信頼度が上がり持続性は徐々に伸びを見せます
・地域メディア(フリーペーパー)広告掲載の特徴
≪メリット≫
フリーペーパーは無料という手軽さから誰にでも手にすることができます
ターゲットやエリアの特性を明確にして作られているため、興味、関心を持っている人が手に取ってくれるので、結果として大きな反響が得られる可能性があります
地域密着型なので、地域の人に目に止まりやすいです
フリーペーパーのターゲットによっては特定の客層を狙えるので効果的です
≪デメリット≫
新聞のように毎日の配布ではないので、定期的な配布を考えている場合には、次の発行まで時間を要することも考えられます
多くの企業が宣伝を掲載しているので、爆発的な集客は望めないでしょう
継続しすることで集客率が徐々に上がっていきます
4.まとめ
チラシを配布するには、地域住民のニーズを把握することが大切です
チラシの反響を得るには地域の特性や気候などあらゆる方向から理解していきます
雪が降る地域なのか、多くの人の移動手段は何なのか、家族構成やどの年齢層が多くすんでいるのかなど
地域の特性を知り、住民たちに向けてチラシを配布するにはどの方法が一番効果的なのか調査をして戦略を練っていくことで、潜在顧客を囲い込みましょう
効果の高いチラシ配布は、戦略を練ることで最小限のコストで的確なターゲットに向けた宣伝が期待できます
鍼灸院として認知度を上がっていくことで、地域の人から求められる地域に根付いた院となり、地域住民になくてはならない存在になっていくことです
愛される鍼灸院としての多くのお客様の健康を守っていって下さい
最新記事 by 久保 大輔 (全て見る)
- 鍼灸院チラシで効果に差が出る3つの事前準備 - 2020年10月3日
- 集客できる鍼灸院チラシで使うべき写真とは - 2020年9月11日
- 信頼度を上げる鍼灸院のカウンセリングの流れ (保存版) - 2020年9月4日