東京にセミナーに行く際、決まって手に入れてくるのが無料クーポン雑誌ホットペッパー。
特に東京都心部のものは情報が最先端なので、見てるだけでマーケティングの参考になったり色んなヒントとなります。
見ていていつも思うのが、どのお店もオシャレで、「これが 鍼灸院!?まるでカフェじゃん!」というものばかり。都心部では店内を落ち着いた基調にし、治療院のイメージをはるかに超えた内装というのは当たり前のようです。
札幌でも色々な治療院を拝見して来ましたが、やはりどこもオシャレな造りです。
ナツメ堂も元々カフェだったお店をリフォームしただけあって、当時はそこそこオシャレかなと自負していました。でもこれは過去の話であって、これだけ新しい治療院がどんどんオシャレ な造りで登場してくる以上、ナツメ堂のオシャレ度も開業当初ほど輝きませんね。
要するに、いくらオシャレでお客様が落ち着く造りにしても、次から次へと新しい治療院がより最先 端の内装をしてくる以上、そこをキープして行くのは難しいのではということです。もちろん潤沢な資金があり、定期的にリフォームを行い素敵な院造りをキープして行くことは可能ですが。
そこで常に院内をステキな雰囲気に保つ為に注目して欲しいのが、お客様が触れるモノ達です。
いくら内装をステキなものにしても、お客様に出すペンやお茶を入れるカップが安っぽく100円均一のモノだったらどうでしょう…多分がっかりしますよね。
決して100円均一商品が良くないというわけではなくて、100円均一モノはやっぱり良く見たらその価値は分かってしまうということ。まして高単価を頂いているのに、最後のお茶を入れた湯呑みが安っぽかったり、お金を頂くトレーがプラスチック製だったら、ちょっと気分が落ちませんか。
特に高単価のお支払いするお客様はモノの価値を鋭く判別し、100円均一のモノだとすぐに分かってしまう。せっかく施術で喜んでもらったのに、そんなところでマイナス点を上げないことも必要ですよね。
ナツメ堂も美容鍼を始めてメニューを高単価に切り替えてからは、無印良品やIKEA、デパートなどを隈なくチェックし、お客様が手にとって頂いても恥ずかしくないモノをお出しするようにしています。
センスが問われ難しいことですが、ネットを見ればヒントはたくさ ん転がっています。まずはお客様が使うペンやトレー、結構センスがいいですねと言われるカップや湯呑みなどから変えてみるといいと思います。
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