開業半年で知ることになる経営に一番必要なこと。
開業当初のナツメ堂の一カ月の目標売上は50万円、年間約600万円でした。ところが半年 経っても目標の半分もいかない月もあり、借入していたお金は減るばかり。
のちにナツメ堂がこの超低空飛行から一年後標準値まで経営を安定出来るまでになったのは、ある人物のおかげ。
その方のアドバイスの中でよく比較されるのが、ほぼ同じ時期に開業した鹿児島の治療院 祐天堂院⻑の末村義直さんです。http://yutendou.com/
末村さんは赤ちゃんからお年寄りまでと幅広く患者さまに来院してもらうことに力を注ぐのではなく、自分の院や施術がどのお客様層に喜んでいただくかをしっかりと定め、ブログやニュースレターなどの宣伝告知を開業前から徹底的に進めていました。
開業前から自院のイメージ作りをしっかり行い、すでに開業前から集客を進め一気に経営を安定させたという点は素晴らしい。今でも困ったら鹿児島に連絡してはアドバイスをもらいますが、当時は心底羨ましくて思っていました(笑)
その末村さんとナツメ堂の院との大きな違いはというと『準備力』。 新規集客、広告宣伝、メニュー等ありとあらゆることを先取りして、半年前から準備してそうです。開業日だけ決めて、そこに合わせて店舗、内装、宣伝など後手後手で準備した僕とは雲泥の差。
この違いを実感した時初めて経営っていうものに触れた気がします。もちろん僕もそこから本気モードになりました!
それで実際やったことと言えば、計画表を作ること。今では当たり前ですが、その月のやることリストを作ったり、月末には次の月に何を進めるか、たまの時間を使っては三カ月後半年後の計画を立てるようにしています。
しかも闇雲に計画を立てるだけでなく、数字化した宣伝、販促、イベント、勉強、経営など大まかに分けて計画表作りました。
この計画を立て実行するようになってからナツメ堂の経営も安定してきました。是非みなさんにも、今月は新規のお客さんは◯人、ブログ記事は◯記事書く、facebook 投稿は毎日◯回、健康教室を年◯回するなど、計画表を作ることから始めて欲しいと思います。
このようなことは鍼灸の専門学校では教えてくれないことですし、多くの鍼灸師がやっていないことです。
売上げが上がらずやきもきする前にまずトライしてみてください。
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